2019/12/15

ちょっと寄り道 シンガポール




乾季のタイランドから、小雨降る街シンガポールに来ています。


日中はお天気だけど夜になるとシトシト💧

2泊3日。ちょっと大切なミッションがあり、久しぶりの海外一人旅。
(タイはもはや、海外ではない?!😆)

しかしこの場に及んでなぜか、必要以上に緊張してしまうわたし。

旅なら当たり前なのだけど、慣れない通貨で英語で過ごさなきゃいけないのが、ちょっとしたストレスなのよね。もはや20年前のキャンパー&バックパッカーっ子の面影、まるでナシ!!笑笑

(20年も同じ街に住み続けると、保守的になることが今ここで証明されました。体内に眠っていたはずの「」一切、踊らず。笑)


*** 


さて、保守的あゆちゃん、シンガポールのチャンギ空港からホテルに向かい、無事にロビーでチェックインします。

ようやくホッとして部屋に向かおうとしたら、エレベーター前にロボットが2匹(2台?)行ったり来たりしてる。

そのロボットさん、画面の目をぱちくりさせて何か英語で言ってます。


名前はYOLANDAさん

ん?? もしかして、この顔の画面にルームキーを当てなきゃ乗れないの??

え?なになに?



わかった振りして何度もルームキーを彼女の目に当ててみる私。

落ち着いた女性の声で、ロボットが言いました。


"Something wrong happened”



しかも、何度も・・・。



はい、私、ちっともエレベーター、乗れません。😂 💦



そのうち、どやどやと軽装の宿泊客がやってきてごくフツーにエレベーターのボタンを押し、みんなが乗り込む。

よし!今だ!!

私も、まぎれて乗り込みました。

他の人の真似をして、エレベーターボタンにルームキーを当ててみると、自分の部屋のフロアナンバーが難なく押せました。

ルームキー、ようやくここで活躍。笑



あとでこっそりネットで調べてみたら、どうやらこのロボットさん、ルームサービスなどの御用聞きで活躍しているようです。



ここで、突然、ターおばさんの言葉が頭をよぎります。


ほら、簡単なことをむずかしく考えるでない!!!


そうでした!笑



* * *



翌朝、早々と用事を済ませると、さっそく時間が空いてしまったので街を散策してみることにしました。

はじめて訪れたシンガポール、私の第一印象。






ディズニーランドみたいな街 💗


デパートのエントランスは明るい吹き抜けに!

どこも広々していて、清潔。 近代的。

街行く人も全体的に裕福で、みんな幸せそう。

まだ初日ですが、この街から悲壮感はまるで感じられません。



* * *



料理店に入っても、メニューの中にちゃんとベジメニューが確保されていて、ベジの私でも全く困ることなく過ごせました。



大好きなパンも充実!西洋人のお客さんも多い
KOPI(珈琲)と本日のスープ付ランチセット
お豆腐と野菜たっぷりのヌードル屋さん


なんと。こだわり味噌のコーナーもあり☆
赤ビーツスムージーBaseのアサイーボウル

実は、生まれて初めて食べた、アサイーボウル

以前、小林麻耶さんのブログで見てからずっと気になってたんですよね~。

これはハワイの海岸で食べたら、とびきり美味しそうです!!

自分でも作ってみたいな~ 💫💫



* * *



実はね・・・ この日、ちょっと素敵な出会いをしてしまいました💗


なにげなく入った、デパートの中の小さな眼鏡屋さん。



Orchrd Rd.,Wheelock Placeというショッピングモール内

実は私、ちょっとしたメガネ好きでして💗

少し気になって何気なく寄ったつもりが、オーナーご夫妻に日本語で話しかけられ、同じ日本人だと分かってからすっかり打ち解けて、気がついたら数時間の長居。

なんと、このご夫妻は40年間もこの街シンガポールに住んでいるんですって。

私のタイ在住の、2倍です!!!



途中、マレーシアにも7年間住んでいたけれど、やっぱり住みやすさもあり、シンガポールに戻って来られたとのこと。


他国に比べて起業をする外国人にも寛容で、役所のシステムもしっかりしているので暮らしやすいのよ。


と柔らかい笑顔で、奥さんが話してくれました。

共通語がほぼ英語、しかも治安がいいのもポイントだそう・・

確かに街を歩いていても感じる、並外れた生活水準の高さ。街のどこかに修理や解決すべき問題があっても、放置せずにすぐに対策を練る、、そんな雰囲気が感じられます。

それって、人々が気持ちよく暮らしていく上で大切なことのひとつ。

 進んでいますね。



記念に一枚パチリ☆ 照れながらも応じてくださいました。
 
若い頃に東京で眼鏡屋さんを開き、以来シンガポールに移り住んでからもずーっと眼鏡との人生を歩んできたという仲良しご夫妻。

開業から半世紀近くもの間、世界中の眼鏡に注目し、お二人で少~しずつコレクションしてきた品の数々。今や廃盤となった眼鏡も沢山店内に陳列されていました。


有名ブランドから掘り出しものまで

この日、私が注目した眼鏡は "enjoy"という聞いたことのないメーカー。

小ぶりだけど、しっかりした造りでしかもフレームのアンティーク感がたまりません💕

どれも、個性的だけど主張しすぎず、昔ならではのほど良い安定感が感じられる。 "enjoy by Rodenstock" とあるので、今でもドイツ製の老舗メーカーで有名なローデンストックとのコラボ商品だったんですね。

しかし、こちらの "enjoy" プロダクトは、今から40年前に廃業してしまったそう。 そのニュースを知り、当時ご夫妻が大量に買い取ったとのことです。今、残っているのは約7-8本。しかも、お値段もかなりお得。

貴重な数本の中からご夫妻に交互に相談しつつ・・・時間をかけて選ばせて頂きました。



enjoy は、モダン(つるの先)部分に紐を通せる穴があるのが特徴

翌日、別の用事を済ませてからお店に立ち寄り、度を入れてくれた眼鏡をピックアップ。
(レンズは、なんと北タイのランプーン県に工場があるHOYAさん製です♪)

可愛いコレクションがひとつ、増えました。

眼鏡好きの人には、とってもお勧めの場所☆このお店(このご夫妻に会い)に来るだけのために、またシンガポールに来たいくらいです。

ご夫妻にいつまでもお元気でいて頂きたいな💗


帰り際、突然降ってきた雨に、眼鏡屋さんの奥さんが持っていきなさい!と可愛いピンクの折り畳み傘をくださいました。


ありがとう💗
* * *



最終日、激しい雨の中、空港への旅路に公共バスを利用してみました。

バスの中には、こんなパネルが・・。



Excuse me! may I have a seat please?というステッカー。

今年10月からスタートしたキャンペーンのようです。

日本でいうシルバーシート、それのステッカー版ですね。それにしてもかなりダイレクトなメッセージです。



そういえば、タイではこうした動き、あまり見ないな。

タイの社会は、何もなくともまだまだ助け合いの精神がありますもんね。



そのうち、タイにも必要な時代が来るのかしら・・・

そんなことを思いつつ、雨のシンガポールを後にしました。








2019/12/03

2019 ターおばさん来日_北海道編③ 札幌ランチ会


2階の窓を開けると、向かいの建物の壁がひとつのキャンバスになっていました。

一夜だけ泊まった、素敵なゲストハウス UNTAPPED さん。


その昔、鰻屋さんだったお店を自分たちの手で改築して再建されたとのこと。
 

お店の家具や各アイテムなどは、北海道ツアーの現地アテンドをして下さったアーティストたいほうさんがえっこらせ、とタイから運んできたものが多く使われているのだそう。(なんと、木製のドアまで!)


それが、うまーく札幌のロッジ風の雰囲気に馴染んでるんですね♪ 


だからかな、チェンマイっ子の私たちも違和感もなく、妙に落ち着く空間です。


イベント当日、小さなお庭ではタイ語を話す気さくなバーテンダーさんがいらして、ささやかなドリンクバーも開かれ場を盛り上げてくださいました。
 


本日のメニューはベジカオソーイ
チェンマイから持参のオーガニックフラワーButterfly Pea のドリンク

参加者の皆さんにはまず、北タイ料理をご堪能頂き…。

お腹が満たされたところでターおばさんが登場、スライドショーでチェンマイでの暮らしを紹介します。


つづいて、たいほうさんが司会をして下さり、トークショーを行ないました。


昨日のつづきのように、ターおばさんの語りは止まりません♪
 

2030人の方が真剣に耳を傾けてくださいました。


スライドでは、薪を使ったキッチンの様子なども紹介

森での自給自足の生活を、「森のスーパーマーケット」と呼ぶターおばさん 😊


自宅のお庭では野菜や果物がいつでも収穫できるので、家の周りはまるでスーパーマーケットのようさ、とおどけるターおばさんに会場から一斉に笑いが起こりました。



 * * *



最後のQ&Aにて。



Q.苦しかった時期なども乗り越えて来られたターおばさんだと思いますが、そんな時のモチベーションはどのように保たれているのですか?



夕べ前夜祭でお邪魔したごはんやさんのご主人、千春さんからの質問です。



そうだね・・・


人に分け与えること、そこに一つの喜びがある。


ものではない、心に残る満足感かな。



ターおばさんが、ゆっくりと答えます。





自分が苦しいときはね、それを思い出すんだ。


苦しくても目の前のことを一つひとつこなしていく。過去のこと、未来のことは考えなくていいんだよ。目の前にあることに目を向け、継続していく。


良い行ないをね、分かち合いをね、心がけて一日、そして一日…。


あきらめないで続けているとね、ある時、満たされる思いと共に、


何かが自分の中に返ってくるものだよ。



バナナの香りとほんのりとした自然の甘さ

最後にターおばさんより、森の恵みの中で採れたバナナで作った練り菓子が皆さんに振舞われました。


バナナの葉で包んだ、素朴なカタチ。



 * * *


最後にスタッフ、参加者の皆さんでパチリ☆

イベントが終了し、私たちが会場を引き上げる直前、このゲストハウスのオーナーである神(じん)さんより、こんな言葉を頂きました。



今日は、本当に良かった。


こんな風に、国籍関係なくみんなで集い語り合えるような機会を作りたくて、この空間をつくったんです。


今日ね、改めてここをつくって本当に良かったな~、って実感しました。



この言葉聞いて、私、なんだか涙が溢れそうになりました。


私も、お店をやっていた頃を思い出したなぁ。


お店を経営していくって、意外に裏方の仕事も多くて、仕込みや仕入れ、準備もあるしスタッフとの関係のバランスも考えなくちゃいけない…


時に、やってられない!と思うこともあるんですよね。


でもね、こういう気持ち… 


そう、人と人との交流の中で、やってて良かった!って心から思える瞬間があると、そんなものは全部吹き飛んでしまうんです。


そんな「一瞬」のために、私たちは一日いちにちを積み重ねているといっても、過言ではありません。


あ、、これってまさに今日、おばさんが話してくれた通り。



満たされる思いと共に、何かが返ってくる瞬間



ですね。


帰りの車内で、ターおばさんやヌムちゃんにもこの、最後に頂いた言葉を共有しつつ…


私たちは充実した思いで札幌をあとにしました。


ターおばさんが朝、スタッフに作ってくれたタイめし




つ・づ・く

2019/11/30

2019 ターおばさん来日_北海道編② 前夜






ターおばさんにとって、初めて訪れる土地、北海道。




今回は、現地でお世話をして下さったアーティスト大峰(たいほう)さんがデザインで関わられたという、とてもモダンで素敵なゲストハウス2軒(札幌と白老)に滞在してきました。


リビングのガラス戸を外すと庭との一体感が生まれる

 ツアー初日のイベントは、札幌の Untapped Hostel さんで開催。



自然素材を活かしたインテリアが素敵

明日は、とうとうターおばさんのイベント初日。


前夜祭として、たいほうさんが地元のお友だちを集めてくださり、お食事会をセッティングして下さいました。


集まったメンバーは皆さん、たいほうさんの幼なじみやご友人だったんですが、ほんとうに気持ちのいい人ばかり! 今回のターおばさん北海道滞在中は、この皆さんがチームスタッフとしてそれぞれの分野で協力してくださっているんですね。


感謝 💗 です。

場所は、ゲストハウス1階にある人気店「ごはんや はるや」さん。オーナー千春さんの美味しい手料理を頂きながらターおばさんを囲み食事をしました。



* * * 

  

チェンマイの森での暮らしぶりや、仏教に基づいた生き方など。ターおばさんの口から静かに語られる一言ひと言に、みんなで耳を傾けるひととき。
 



「足るを知る」生き方、そして「分かち合うことの大切さ」について


私たち日本人も考えされられることが大いにあることに気がつかされました。


北海道チームのスタッフの一人、自らも小さなお子さんを持つユキオさんがそれに返すように話します。



これまで、戦争や自然災害などを乗り越えて生きてきた私たち日本人ですが、特に近年は各地で地震などの災害が多く、再建してきたものが一瞬の内に消えてしまう恐ろしさ、哀しさを私たちは体験しました。


それがきっかけで多くの人が人生を見直そうと考え、実行に移して来ました。今また、いつ、災害がこの地に起こるか分からない。


そんな中で、私たち日本人はこれからの生き方について、また未来ある子ども達に残してゆけるものについて、もう一度考え直す時代に来ているような気がします。だからこそ、今日のようなターおばさんの話は沢山の日本人に聞いてほしい…



明日のイベント「ランチ会」ではターおばさんのトークショーも行ないます。


料理の話もいいけれど、今日のような話をターおばさんから引き出して行けたらいいね、、、そんな風にスタッフみんなで話して、前夜祭は幕を閉じました。



* * * 



あ、ちなみにこちら「ごはんや はるや」さんは、以前おしゃれ街 円山でも超人気店だったそうですが、5年ほど前にこちらのゲストハウスの1階に移転されたそう♪


お店の雰囲気もよく、何よりもこちらの家庭料理が絶品なので、お近くにおいでの時はぜひ立ち寄ってみてくださいね。 



UNTAPPED HOSTEL → 🐃

ごはんや はるや → 🌿




つ・づ・く