2019/11/30

2019 ターおばさん来日_北海道編② 前夜






ターおばさんにとって、初めて訪れる土地、北海道。




今回は、現地でお世話をして下さったアーティスト大峰(たいほう)さんがデザインで関わられたという、とてもモダンで素敵なゲストハウス2軒(札幌と白老)に滞在してきました。


リビングのガラス戸を外すと庭との一体感が生まれる

 ツアー初日のイベントは、札幌の Untapped Hostel さんで開催。



自然素材を活かしたインテリアが素敵

明日は、とうとうターおばさんのイベント初日。


前夜祭として、たいほうさんが地元のお友だちを集めてくださり、お食事会をセッティングして下さいました。


集まったメンバーは皆さん、たいほうさんの幼なじみやご友人だったんですが、ほんとうに気持ちのいい人ばかり! 今回のターおばさん北海道滞在中は、この皆さんがチームスタッフとしてそれぞれの分野で協力してくださっているんですね。


感謝 💗 です。

場所は、ゲストハウス1階にある人気店「ごはんや はるや」さん。オーナー千春さんの美味しい手料理を頂きながらターおばさんを囲み食事をしました。



* * * 

  

チェンマイの森での暮らしぶりや、仏教に基づいた生き方など。ターおばさんの口から静かに語られる一言ひと言に、みんなで耳を傾けるひととき。
 



「足るを知る」生き方、そして「分かち合うことの大切さ」について


私たち日本人も考えされられることが大いにあることに気がつかされました。


北海道チームのスタッフの一人、自らも小さなお子さんを持つユキオさんがそれに返すように話します。



これまで、戦争や自然災害などを乗り越えて生きてきた私たち日本人ですが、特に近年は各地で地震などの災害が多く、再建してきたものが一瞬の内に消えてしまう恐ろしさ、哀しさを私たちは体験しました。


それがきっかけで多くの人が人生を見直そうと考え、実行に移して来ました。今また、いつ、災害がこの地に起こるか分からない。


そんな中で、私たち日本人はこれからの生き方について、また未来ある子ども達に残してゆけるものについて、もう一度考え直す時代に来ているような気がします。だからこそ、今日のようなターおばさんの話は沢山の日本人に聞いてほしい…



明日のイベント「ランチ会」ではターおばさんのトークショーも行ないます。


料理の話もいいけれど、今日のような話をターおばさんから引き出して行けたらいいね、、、そんな風にスタッフみんなで話して、前夜祭は幕を閉じました。



* * * 



あ、ちなみにこちら「ごはんや はるや」さんは、以前おしゃれ街 円山でも超人気店だったそうですが、5年ほど前にこちらのゲストハウスの1階に移転されたそう♪


お店の雰囲気もよく、何よりもこちらの家庭料理が絶品なので、お近くにおいでの時はぜひ立ち寄ってみてくださいね。 



UNTAPPED HOSTEL → 🐃

ごはんや はるや → 🌿




つ・づ・く


2019 ターおばさん来日_北海道編① きっかけ







2014年、2018年...そして今年2019年と3度めの日本訪問となるターおばさん。


2018年 日本滞在記 → 🍎


今年は、(ターおばさんに幼少時代から娘のように育てられた)姪っ子のヌムちゃんと、アテンド通訳わたしの3人旅でした。


毎度のことですが、今年の旅も例外なく、ターおばさん手作りのお土産やイベント用のものやらで出発は大大大荷物! 旅の直前にターおばさんより電話が入り 


「個人の荷物は一人10キロまでだからね~!! よろしく~!!」


まじ~ が~ん。


既に荷造りを終えていたトランクを急いでボストンバックに変更…


なんと、私の2週間以上の旅では人生至上最小荷物で出発したのでした。😅 



* * *



北海道はちょうど秋口に入る頃。


短い夏も終わったばかりで涼しい風が気持ちよい!


まずは千歳空港から友人の車で1時間ほど南下し、山と港の町、白老へ向かい、お洒落な宿Hakuさんに宿泊。


 (Haku GuestHouseさんはまた後日、改めて紹介します)
  

Hakuさんでの朝食プレート

白老の朝。色鮮やかでフレッシュな朝食で早速気分があがる💕


これぞ、お洒落カフェのぶれっくふぁーすとではありませんか!!

 
美味しいサラダとこだわりの珈琲。特にチェンマイとはまた違う味わいの、柔らかくて分厚い食パンにみんな(特にわたし笑)感動~


ターおばさんも嬉しそうに、パンのおかわりをしていました。


シックなトーンでゆったりと落ち着くリビング

今回、北海道ツアーのイベント主催、お世話全般をして下さったのは


私たちの友人、大峰(たいほう)さんです♪ 

 
太陽のような笑顔が魅力!

現在は、白老町を中心に沢山の仲間たちと共にイベントを起こしたり、グラフィックデザイナーとしてもパワフルに活躍しているアーティストさんです。 
 

大峰さんとの出会いは、昨年の秋にチェンマイで行なわれた「ロイクラトーン祭り」。


© 2018 ChiangMai CAD Khomloy Festival

ターおばさんが料理監修をし、私がお手伝いをしていたこのイベントにお客さんとして参加してくださり、知り合いました。


初めてお会いした時から、  


わかる・・・


っていう感覚。 


初めから、お互いに話してることがしっくりくるというか。


これは、もう一度会わないと。


そんな風に思って、 後日改めて市内のカフェでお会いするまでに、日にちはかかりませんでした。


こういう出会いってほんとうに、いつ訪れるか分かりませんね♪


だから人生はおもしろいんだな~ぁ


初ミーティングでは、私のチェンマイの仲間も参加してもらい、チェンマイでの私達の活動や大峰さんの白老での活動を大いにシェア。


ここタイ北部にも、ミャンマーやラオス、中国などから多民族が移り住みタイ文化に大きな影響を与えつつ共存しています。一方、日本列島の果て北海道にもまた、白老や阿寒など数箇所に未だアイヌ先住民族の文化が残され、近年は更にこれらを守っていこうという動きが活発になっているとのこと。

 
特に白老町では、来年2020年に完成が予定されている「多民族保護センター」に伴い、その奥に広がる森の自然保護により力を入れ始めているそうです。


そんな話を大峰さんから聞いている内に「自然と民族(少数民族だけでなく、私たちこの地球に住む全ての民族)との共存」をテーマに、まずは一歩ずつ私たちのできることからやってみよう!と盛り上がり、時を経て、今回のターおばさんの日本での企画が少しずつ進んだのでした。


まさか、この出会いをきっかけにそのちょうど一年後に、私たちが北海道の地を踏めるなんて!


実はこの旅では北海道の次に神戸も訪れるのですが、この神戸の方との出会いもまた、その数ヶ月後。 2019年の来日を実現すべく、まさにベストタイミングだったんですね。


というわけで


今回、ターおばさんの日本滞在記は、北海道神戸。 


旅は 9 月だったので、既に2ヶ月前過ぎていますが…。少しずつ思い出しながらレポートしていきますね。


まずは札幌からスタートです!




* * * 


私たちはチェンマイでお留守番ですか・・ 
どうやらそうみたいですね・・
(ターおばさんの愛犬ガティ)



(つ・づ・く)



2019/11/27

野原








突然だが

がんばっている自分が好きだ。

改めて口に出すことはめったにないが、これまでの人生を振り返ると、明らかに私は

「がんばる」道

を選んでいる。

でも、必ずしもそれが全て実を結んでいるとは思えない。

時にはあきらめ、時には挫折し、自然消滅もしてきた。

それでも、いつもがんばっている。

結果はどうであれ、とにかく前に進むのが好きなのだ。




* * *




今年の秋。私は新たな決心をして住む場所をバンコクに変えた。

のんびりと幸せだったチェンマイの生活にいったん区切りをつけ、この20年間に溜めて来たあらゆるものを思い切って断捨離し、少ない荷物だけを持って大都会に移り住み、新しい仕事に就いた。

これまでの人生では想像もつかなかった会社勤務。スーツを着て働く毎日。

そう、私はまた、がんばっている。

目標があるから、何年か後にはぜひそれを達成したい。

今年一年は、それ一心だった。

バンコクに来てからは、ルーティンを決め、毎日その通りに動いた。

ルーティンを決めると、大切なことへの集中力が高まるからとても良い。

毎日小さなことをこなしていくことに次第に達成感も生まれ、思いのほか順調な滑り出しだった。


* * *



それからひと月半が経った頃、私は体調を思い切り崩して会社を早退した。

明らかに疲れがたまっていたので、その日は泥のように眠り、そして翌朝には復活してまた会社に出勤した。

しかし、その日からだ。

いつものようにルーティンを実行しようにも、気持ちが全く動かない。

やる気が出ない。

面倒くさい。

仕事から帰ると、フロアに寝転がってネットサーフィン。心の中では、ダメだ!!と思いながらも、体がとにかく動かないのだ。

まあ、いいか。昼間仕事に集中するためにも、家ではこうしてだらだらする時間も必要だ…。

ある夜、そう割り切って、シャワーも浴びずにひたすらネットサーフィンに明け暮れた。

気がついたら夜中の2時を過ぎていた。

さすがに眠たいので、そのまま寝た。

翌朝、寝不足の重い体で会社に行った。

仕事もあまりうまく行かず、一日、気持ちも何だか滅入っていた。

もやもやしたまま夜になり、また何もせずにその日は早々と寝た。


その期間、空の月は少しずつ欠けていっていた。

時は、新月を迎えようとしていた。




* * *



小さい頃テレビっ子だった私は、大好きなドラマがあった。

「金八(きんぱち)先生」のあとに続いて登場した、「新八(しんぱち)先生」もその中のひとつだ。先生役は、岸田智史さんで、マドンナ役は宝塚出身の女優、遥くららさんという人だった。私は年代的にも「きんぱち」よりも、こっちの「しんぱち」の方が馴染みがあったし話や登場人物も好きだった。
 
そのドラマの中で、実は私が今でも忘れられない場面がある。

確か、ある日の教室で中学生の子ども達が一斉に立ち上がり、「学校なんて何の意味もない!」「学校の勉強が社会に出て何の役に立つの!?」なんて、思春期にありがちな疑問をぶつけ、先生に歯向かうという場面。

そこで新任教師の遥くららさんは、授業をやめて子ども達を野原に連れて行く。

何も言わずに野原に着くと子ども達の輪の中に立ち、やさしく、でも少し厳しく一言を放つのだ。




「さあ、遊びなさい」




戸惑う子ども達。

くららさんがもう一度言う。





「さあ、ここで、好きなだけ遊びなさい」




一人、ふたりと散っていき、花を摘んだりと遊びはじめる子ども達。

しかし、最初は自由で楽しそうに遊んでいた子ども達もだんだんと飽きてきて、一人、ふたりとまた先生のもとに戻ってくる。

そして、口々に言うのだ。




「先生、私、もう遊びたくない。勉強させてください」



* * *



当時、小学生だった私にとってこの場面は、子ども心にとても印象的だったのだと思う。

 そして、先日の夜、またふとこの野原の場面を思い出したのだ。

「もう、こんな退屈な時間はいやだ! もっと有効に使いたい!!」

きっと反動だろう。

野原作戦」は、知らぬ内に成功を収めていた。



* * *



力が尽きたな、と思うとき、思い切ってだらだらする時間を作ってみることを、私は勧めたい。

思う存分、だらける。
(ここでいう時間は、ただ休むのとはちょっと違う)

本当にこんなんでいいのか、と思うくらい、自分を甘やかしてみる。

そんな自分を許し、心の奥で容認する。

「こんな自分もいたんだ。こんなこともできちゃうんだ」

これまで許せなかった範囲まで陥ってみると、その直後にもしかしたら切なさや虚無感におそわれるかも知れない。



そう! ここが「チャンス」なのだ。



そこからは、不思議と、ムリをし続けていた時には出て来なかったパワーが、根底からみなぎってくるのを感じる。

ふつふつ、ふつふつ、と。

そして同時に、ふっと何かが軽くなったのが分かる。

数ヶ月前にはなかった「余裕」と、根拠のない「自信」。

それに気づいた時、私はなんだか笑ってしまった。





がんばるだけでは得られない・・・心を開け放つ空間、「野原」が教えてくれることは、意外にも深い。









新月の夜 バンコクにて

2019/11/23

今日の天使





最近、久々にFacebookに投稿したこともあって、いつもよりちょっと頻繁にページを訪れていた。


そんな夜。


とても見覚えのある「言葉」が目に飛び込んできた。


投稿の主は、私が20年前にタイのチェンマイで知り合った親友。


本人に許可を取ったので、ここに紹介したいと思う。




相変わらず前向きな投稿に、私も思わず笑顔になった。


後輩や卒業生などにもこうして慕われている優しい性格は、今でも変わらない。


ゆかりちゃん。


私が一人でチェンマイに来て、タイ語教室で一番最初に友だちになった人。


出会ったその日にアパートの部屋に遊びに来てもらって、それから丸々一年間、私たちはたくさんの同じ時を過ごした。


お互い20代後半という一番たのしくて輝いていた時期に、私たちはこの土地タイで、今でも忘れられないくらい濃厚な経験をしていたと思う。


国籍問わずたくさんの友だちを作って、恋をして、失恋もして、あちこちに旅もして、タイ語も学んで(それ最後かっ!笑)。


涙があふれる辛い時も、絶好調な幸せな時も、いつも傍にいてくれた。


ちょうど一年経った1999年の春、私はその年の11月に開園する予定の「BanRomSai」で働くことが決まり、同時にゆかりちゃんはキャリアアップのため日本に帰国して…


そこで私たちが共に歩んだタイでの日々は、想い出に変わった。


* * *


そういえば、「BanRomSai」に働くきっかけになったのも、元はといえば看護師であったゆかりちゃんに最初に声がかかったことからだった。


 「あゆみちゃん、興味あるでしょ。良かったらつなげるよ。」


今思うと、このつながりがなかったら、ほんと。 今の私は、ない。


 

今日の天使 か。


忘れてたな。




言った本人が忘れているのに、こうしてずっと覚えていてくれてそして何年もの間、日々の糧にしてくれていたことに、素直に心を打たれてしまう。


20年の時を経て、私のもとに戻ってきてくれた言葉。




ゆかりちゃん、ありがとう💗




今、まさに必要なタイミングだったかも知れない。



私にとっての、今日の天使  だ。



2人で撮った、当時のプリクラ。懐かしいっ😆 💦